「ミステリと言う勿れ」10話のネタバレをご紹介します!
コミックス版では、4巻のEpisode4-6になります。
全話のお話し→ミステリと言う勿れ/9話ネタバレ!残されたカギは汐路・父の手帳!
優しい表面で覆い隠していた朝晴の本性が顕になる「ミステリと言う勿れ」10話(Episode4-6)のネタバレをどうぞ!
「ミステリと言う勿れ」10話(4巻Episode4-6)ネタバレ
本当の狩集家の子孫の居場所を聞き出し損ねた朝晴は、その情報を子供たちに残しているだろうと今回の相続争いを仕掛けました。
両親の調べたルートを辿らせ、隠されたUSBを探し出させるために。
整は朝晴が蔵の中身を知っているのに知らないふりをしていたり、ずっと自分たちを導くような発言をしていたことが気になっていたのです。
長い長いため息をついた朝晴は、あっさりとこう言いました。
「4人乗っていると思わなかったんですよ」
朝晴が狙っていたのは汐路のお父さんと、新音のお母さんだけでした。
2人だけを殺すつもりだった朝晴は、そのつもりで汐路のお父さんに睡眠薬を盛ったのです。
“汐路が”出かけるのは2人だと言ったから。
朝晴が、汐路のお父さんが狩集家の歴史を調べ、行動しているということを知ったのは汐路の話からです。
汐路が朝晴にしていたこまめな連絡が、彼の行動を朝晴に教える結果になってしまっていたのです。
いずれ殺す相手だったから、と語る朝晴は、初仕事をやれたのは汐路のおかげだと言います。
しかし、朝晴の言葉は汐路にとって別の言葉として届くのです。
「おかげ」ではなく「せい」という言葉に変わって・・・
誰もがその言葉を否定します。
しかし、朝晴は決して自らの行いを悪だとは思っていません。
今でも彼は自身の行いが正しく、誰かがやらなければならない事だと信じています。
一方、朝晴の探し求めていたUSBは在処は未だわからず・・・しかし、整だけがあるメッセージに気づいていたのでした。
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「ミステリと言う勿れ」10話(4巻Episode4-6)感想をネタバレ紹介♪
続いて、「ミステリと言う勿れ」10話(4巻/Episode4-6)の感想をお伝えしていきます。
響く言葉
作中で「子供をスパイにしてはいけない」という言葉を、新音くんが朝晴くんへ投げかけます。
これは、前の話で新音くんが整くんに言われた言葉でした。
整くんの言葉が言った相手に伝わって、その人の中で生きているというのは非常に嬉しいものがあります。
普段の生活の中で、相手に言われた言葉を自分の中でどれほど大切にしているか考えると、案外蔑ろにしてしまっているところがあるような気がします。
特に忠告やお説教を聞いた時、反省する気持ちがある一方で、どこか反発心のようなものが生まれてしまい素直に聞けない時があります。
理屈ではわかっていても心がついていかない、なんてことも。
けれど、新音くんは納得した相手の言葉を大切にし、実行して、なおかつ他者にもその考え方を浸透させようと言葉にしています。
良い影響を受けたなあと、緊迫したシーンの中でどこか温かい気持ちになってしまいました。
人を、ましてや子供を利用するなんてことは決して褒められたことではありません。
しかし、そんなつもりではなく結果的にそうなってしまった時、朝晴くんのように「あなたが言ったから」と誰かに責任を置いてしまうようなことしないのもまた、大人としての責任なのかと思いました。
親の愛
何故汐路ちゃんのお父さんたちは姉弟妹間で言い争いをしながらも、狩集家の真相を解き明かそうとしたのでしょうか。
それは、子供たちへの深い深い親の愛でした。
子供たちの平穏な未来を願って、彼らは文字通り命をかけて遺恨を残さないよう動いていたのです。
笑って自らの決意を口にできる4人のなんて強いこと・・・親というのは本当に偉大で、大人になっても一生頭の上がらない相手なのだと実感します。
子供たちに残されたプレゼントも本当に素敵で、未来が見えていたのではと錯覚するほど、子供たちへの理解が深いんです。
子供たち一人一人へのメッセージを読みながら、だんだんと目頭が熱くなっていくのを感じました。
決して予期できない突然の死であったにも関わらず、こういった形で未来への後押しを残してくれるお父さんお母さんは本当に立派な人だったのだと思います。
一方で、そんな親子の絆を見つめる整くんは一人体育座りで泣きそうな顔をしています。
一体その表情が何を意味しているのか・・・
私には想像することしかできませんが、嬉しいのと羨ましいのと一言ではまとめられないようなたくさんの感情があるのではないでしょうか。
整くんの育った環境というのも、今後出てくるのではないかと期待して待っております。
「ミステリと言う勿れ」10話(4巻Episode4-6)ネタバレまとめ
「ミステリと言う勿れ」10話(4巻/Episode4-6)のネタバレをご紹介しました!
最後、やはり整が小学校時代広島にいたことが発覚しました。
しかし、何故人違いだなんて誤魔化すのでしょう・・・?
まだまだ謎の多い整は再び東京へと戻り、「ミステリと言う勿れ」11話(4巻/Episode5)へ続きます。
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