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木更津くんの××が見たい/1話ネタバレ!合致した性癖!見たいと見られたい

木更津くんの××が見たい

「木更津くんの××が見たい」1話のネタバレと感想をご紹介します。

仕事は順風満帆、自分磨きにも手を抜かない前橋旭ですが、そんな彼女にもある悩みがあります。

一方、甘いマスクで、仕事が早い木更津耕哉にも忘れられない過去の劣等感が・・・

似たもの同士の二人は、ひょんなことから互いの欲がピタリとあることを知ってしまいます。

見たい女と見られたい男の奇妙な関係が始まる「木更津くんの××が見たい」1話のネタバレをどうぞ!

 

「木更津くんの××が見たい」1話のネタバレあらすじ

あれ、と相手が首を傾げる中、前橋旭は「この人もダメだった」と心の中で嘆きます。

 

旭との行為中にフニャと萎えた男性はこれで三人目・・・

 

帰り支度を整えながら、旭は自身の魅力に対し疑問を抱きます。

社交辞令と共に別れた男性との縁に終わりを感じる旭。

相手を満足させられず、自分の性的魅力に自信を失うばかりのセックスに嫌気がさした旭は、ふつふつと湧く自身の欲望に気付きます。

それは「自分に対して興奮し、自慰をしている男性を見たい」というものでした。

他人に言えない願望を抱えた私生活とは裏腹に、職場での彼女は念願のマネージャーに昇進し、順調なビジネスライフを過ごしていました。

そんな時、外注先との打ち合わせで出会ったのが木更津耕哉です。

ディレクターとプランナーを兼任する彼は非常に優秀な人物で、予算内で完璧な企画を提示しました。

木更津の高評価は、旭の所属する会社だけではありません。

仕事も早々に終わらせた木更津は彼の所属する社内でも信頼の目を集めています。

しかし、そんな木更津には隠したい過去の自分がありました。

子供の頃、大人しい肥満児だった彼は周囲の女子生徒に逆らうことができず、女子トイレで下着を脱ぐよう指示されたのです。

蔑まれ、見下された彼の男性器は勃起していました。

晒しものにされた木更津は、そんな自身を引いたように見つめる女子生徒の顔が忘れられません。

そして、その記憶の中の女子生徒の顔はどこか旭に似ていました。

Webサイトの公開間近。クライアントからの無茶な変更要求によってピンチを迎える旭だった。急な変更依頼の対応を木更津にお願いをしたところ、なんと依頼を引き受けてすごいスピードでWebサイトの公開までに間に合わせてくれました

この一件で旭は木更津をお礼も兼ねて飲みに誘うことに。

二人きりで飲んでいる中でお互いの異性に対する恋愛観の話で盛り上がり、お酒が進みすぎてかなり酔いが回ってきた旭はふと、とんでもないことを口に出してしまいました。

「男の人が一人でしていることを見たいんです」

「私をネタにしながら・・・」

ふと自分の言ってしまったことに気づいてハッと正気に戻る旭!

旭がなんとか言い訳をしようとして慌てていると、木更津は、

「俺は見られたいんです」

「一人でしているところを」

「前橋さんみたいな人に・・・」

と、思わず本音を口に。。。。。

 

互いに「恋愛」「結婚」に嫌気の差している旭と木更津。

しかし、クライアント都合で発生したトラブルの対処をきっかけに、二人の欲求が一致していることに気がついて・・・

 

「木更津くんの××が見たい」1話の感想をネタバレ紹介♪

続いて、「木更津くんの××が見たい」1話の感想をお伝えします!

とんでも発言からの引き込みがすごい!

1ページ目から繰り広げられる行為のシーン・・・からの「セックスでイってくれない!」というヒロインの嘆きは可哀想でありながらつい笑ってしまいました。

わずか数ページで主人公の名前も紹介されないまま、彼女の悩み、タイトルの「××」に当てはまるものがわかるという斬新な作品ですね~。

 

まさか「自慰」だとは思いませんでしたが・・・。

 

インパクトのある出だしから引き込まれて、段々と主人公の悩みが深掘りされていくので、違和感なくその根深さを感じられます。

相手に気持ち良くなってもらいたい、という献身的な想いと、それが全く相手に届かない無力感・・・。

その二つが最初はギャグ調で、徐々にシリアスめいて表現されるので、読み進めるほど主人公に感情移入しちゃいます!。

普段がとてもしっかりしていて、部下や外注先に対しても真摯な女性だからこそ、本人一人ではどうにもできない問題を抱えているのがやるせない気持ちにさせるのでしょうね。

本人の「見たい」という願望が叶えられることは勿論ですが、それ以上に「セックスで気持ち良くなってほしい」という本来の願いも達成されてほしい気持ちになりました。

 

鏡越しのような二人

「恋愛」や「結婚」はもういい、という旭の気持ちを代弁するかのような木更津のセリフにぐっときました。

というのも、彼の過去を知っているからこそ、その言葉に込められた女性に対するトラウマを感じてしまいます。

それに、あんな過去があったらまともな女性関係とか築けなさそうですが・・・どうなのでしょう?

あの学生期から現在までの過程が気になるところですね。

少なくとも過去の姿から随分変わったところをみると、ものすごく努力をされたのだろうなと感じます。

一方、旭のコンプレックスは大人になってからのものではないでしょうか。

結婚前にも男性経験があったのかどうかはわかりませんが、三人目ということは、元旦那さん、冒頭の男性ともう一人でしょうから、それほど過去のことではなさそうです。

そんな立場も悩みも違う二人の帰結した答えが「自慰行為を見たい(見られたい)」というのが面白いですね。

 

相反する欲求なのに、需要と供給がピタリとあっています。

 

仕事は有能、努力家である、恋愛は勘弁、など共通点も多い二人ですが、同じ方向を向いているわけではなく、向かい合っているような性質のようで非常に興味深いです。

二人がどんな関係性を築き、どう変化していくのかが楽しみですね♪。

 

「木更津くんの××が見たい」1話ネタバレまとめ

お酒の勢いで、思わず自身の欲求を口にしてしまった旭。

しかし、同様の願望を木更津も抱いており、まさかのカミングアウト・・・!

互いの欲がピタリと重なった二人はどうするのでしょうか?

気になる方は、二人の性生活が一変する「木更津くんの××が見たい」2話へどうぞ!