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ワタシってサバサバしてるから /2巻ネタバレ!仕事よりプライベート優先!

「ワタシってサバサバしてるから」2巻のネタバレと感想をご紹介します。

「ワタシってサバサバしてるから」1巻では、合コン帰りの網浜に鈴木から「今度二人で飲み直しましょう」と連絡があったところで終わっておりました。

新たに記事を任されることになった本田の、サポートにつくこととなった網島。

しかし、そんなとき網島に鈴木から飲みのお誘いが・・・

 

「ワタシってサバサバしてるから」2巻のネタバレをどうぞ!

 

「ワタシってサバサバしてるから」2巻のネタバレあらすじ

自らのツテを駆使し、取材NGの店から取材許可を取ってきた本田。

編集長は、彼女が派遣社員であるにもかかわらずその功労を称え、本来社員が担当すべき特集記事を任せることにしました。

みんなに期待される本田を恨めしそうに眺める網浜

そんな彼女にも編集長から声がかかりますが、その内容は「本田のサポートについてあげて」というもの。

プライドの高い彼女は「なんで私が本田の世話を・・・」と与えられた仕事内容に不満が隠せません。

不承不承ながら、なんでも聞いて、と言う網浜に、本田はにっこりと「よろしくお願いします」と笑いました。

しかし、本田が残業をしていても網浜は馬鹿にしたように笑うだけです。

「こういうのは効率よくやらないと」と嘲り、仕事を「酒を飲むためにしている」と軽んじます。

しかし、本田は言い返すこともせず困ったように微笑むだけでした。

休憩を促しにきた編集長の前で本田を揶揄うも、網浜の態度はから回るばかり

どんなに揶揄っても芯のブレない本田の態度に、網浜は調子を狂わされっぱなしです。

翌日、取材前の事前調査を網浜に頼む本田に対し、先輩風を吹かす網浜。

取材は生モノだから、と本田の計画を鼻で笑う網浜に対し、彼女は「勉強になります」と静かに受け流しました。

そんな打ち合わせのあった後、終業間際の網浜に対し営業の鈴木から飲みのお誘いが入りました。

頼まれた仕事を明日に回すことにした網浜は、楽しんでくださいと見送る本田にひと自慢入れてから退社します。

向かった先は、外出先から直帰で飲みに向かった鈴木の待つ居酒屋でした。

網浜を「姉さん」と呼び、慕うふりを見せる鈴木

わかりやすいボディタッチに、網浜は「そういう駆け引きは鬱陶しくて嫌い」と断言します。

網浜の発言に鈴木は「恋愛も手練れ」だと持ち上げますが、鈴木のおべっかに網浜は吹き出しました。

「男女はしょせんセックスだろ!」

豪快に叫ぶ網浜。

さすがの鈴木もそんな彼女の態度に少し引き気味ではありましたが、すぐに取り繕いました。

網浜の胸が大きいことを褒める一方、視線がいってしまったことを謝る鈴木。

そんな彼に向かって網浜は「そんな煮え切らない態度じゃ私は抱けない」と煽ります。

言葉を失う鈴木ですが、次の瞬間、鈴木は網浜に口付けました

店内の注目を浴びますが、網浜は周囲の目も気にならないようで「ほんと男ってがっつぃくんだから」とご満悦です。

しかし、鈴木もまた網浜に対する感情は「使える」くらいのもので、決して本気で網浜に対して懸想しているわけではありません。

そんな鈴木の気持ちに気付くことのない網浜は、誘われるままホテルへ移動することに・・・

ホテルに入った鈴木は、自身の上で腰を振る網浜の姿を見ながら、何かの動物に似ていると感じます

しかし、なんの動物かを思い出せないまま、一夜を過ごすのでした

 

一方、職場に残っていた本田は、時計を見て流石に帰ろうと席を立ちます。

会社を出ようとした彼女は、同じく残業後の山城と会いました。

仕事に対し、真摯な態度を見せる本田に好感を抱いた山城は、もし良ければ、と本田を飲みに誘います

 

その数日後、網浜からランチの誘いを受けた藤川、安藤、そして本田は、網浜から鈴木と寝たことを聞かされて、当然ながらその以外な事実に驚きます

本田と山城が二人で飲みに行ったことを聞いた網浜は、「で、セックスしたの?」とぶしつけな質問に対して「まさか!そんなわけないじゃないですか」と照れ焦りしながら否定をする本田。

そんな網浜に「網浜さんって変わっていますね」と山城が言っていたことを話すと、網浜は自分の事に山城が関心を持っているんだと、妄想を走らせます

次の日、山城に食事の誘いのメールを送る網浜。そして妄想がエスカレートする網浜は一人不敵な微笑みをするのでした。。。

「ワタシってサバサバしてるから」2巻の感想をネタバレ紹介♪

続いて、「ワタシってサバサバしてるから」2巻の感想をお伝えします!

仕事に対する態度

いち会社員として網浜の態度は、正直好感が持てませんね・・・

仕事のモチベーションとして「お酒を飲むために頑張る」と考えるのは、決して悪い話ではありません。

また、優先順位をつけて効率よく仕事をすることは大事ですし、網浜の言うことに間違いはありません。

しかし、他者のサポートを「つまらない仕事」と称し、事前調査を軽んじるのは良くないですよね

確かに、事前に段取りを決めていてもその通りにならないことはあるでしょう。

しかし、それは取材に限らずどの仕事にもあることで、だからこそより一層の調査とシュミレートが必要なのだと思うのです。

あれこれ調査して、予想できる展開を何通りも考えておきます。

そうしておけば、いざという時に焦る必要もなく、全て予定通りにできるでしょう。

もちろん、全く想定しておらず、その場での柔軟な対応力が必要とされる時もあります。

しかし、その場で適切な対応ができるかどうかは、事前知識があるか否かでもまた変わってくると思います。

プライベートより仕事を優先しろとは言いませんが、すべき仕事を軽んじて、後回しにするのは少し違うのではないでしょうか。

 

一方、パートナーである本田は仕事に対して非常に積極的です。

おそらくですが、初めから一人でやっても良いと思っていたのかもしれません。

本田の計画に対して反抗的な態度を見せたり、任せた仕事を後回しにしていたりする網浜に対し、一切咎めることのない本田

もしかしたら、これまでのこともあり、網浜に対して期待をしていないのかもしれませんね。

サバサバ系女子がよく言われる「他人に興味がなさそう」というのは、本田のような態度がそう思わせているのかもしれません

網浜が仕事をすれば、その分自分は別のことに力を注ぎ、しないのであれば自分がすればいい、くらいに思っているのでしょう。

前話から引き続きそうなのですが、本田の心情はあまりはっきりと描かれているわけではありません。

なので、全て推測・・・及び私の読んだ印象の話ではあるのですが・・・

個人的にはそのくらいの距離感で接した方が、網浜のようにクセの強い相手とは不必要に衝突せずに済むので良いでしょう。

ただ、もし網浜の今後を思うのであれば、誰か一度彼女の性根をきちんと正してあげたほうが良いのかもしれません。

・・・この年になると若干手遅れかもしれませんが、取り返しのつくうちに自分の行いを反省すべきですね。

私も本作を読んで、自分が同じことをしていないかと不安になりました・・・

 

男女関係の話

網浜の言葉をそのままに受け取るのであれば、彼女は同性の友人より異性の友人が多いのでしょう。

合コン前に一緒に飲んでいた既婚者の男性もおりましたし、合コン内の様子を見るに、男性からの弄りには意外とノリ良く対応されていましたし。

ただ、中には鈴木のように、網浜を「都合の良い人間」くらいに思っている人もいるのだと思います。

駆け引きや恋愛はつまらず、男女はセックスだ、と言い張る網浜。

独特な価値観だと思います。

もちろん、セックスを目的とした関係もあると思いますし、当人同士がそれで良いなら問題はありません。

ただ、男女の交流をすべて「セックスのため」と断じるのは、あまりに視野が狭い気がしますね。

また、駆け引きが煩わしい、と思う気持ちもわからないでもないですが、そこを楽しめる相手というのも良いですよね。

相手が何を思っているのか、どうやったら意識してもらえるのか、なんて考えている時が楽しいこともありますし。

それに、そうやって相手のことを考えているうちに、相手への思いやりの気持ちが生まれることもあるでしょうし、引き際というものの見分けもつくようになるでしょう

私が偏った目で見ているからかもしれませんが、網浜が「駆け引きは鬱陶しい」と言うと、相手のことを考えるのが面倒くさい、と聞こえてしまいます。

相手の気持ちを考える、ということを怠っているだけのような気がしてならないのです。

もちろん、世の中には「面倒くさい駆け引き」を繰り返す人もいますし、そういう人とのお付き合いで駆け引きそのものが煩わしく感じている人もいるでしょう。

それは仕方のないことだと思います。

しかし、何をして欲しいのか、何を思っているのかを考える時間は、好きな人が相手ならきっと楽しい時間のはずです。

どうせなら、そういう駆け引きも楽しめる余裕を持って恋愛に望みたいなと思いました

 

まあ、網浜の目的は「セックス」なので、駆け引きも何もなくて良いのでしょうが・・・個室ならまだしも、あまり店内で言うようなことではないですよね。

お酒が入ると口が滑りやすくなりますが、大胆にも程があります。

 

「ワタシってサバサバしてるから」2巻ネタバレまとめ

本田のサポートとして仕事に加わった網浜。

しかし、網浜にとって仕事よりも鈴木と飲むお酒の方が優先度は上でした。

鈴木との関係を同僚に自慢する網浜ですが、そんな中、本田から山城が網浜を「面白い」と言っていたことを聞き・・・