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サレタガワのブルー/27話ネタバレ!暢の切ない過去が明らかに

サレタガワのブルーネタバレ最新話&全話あらすじを紹介!結末展開もチェック!

「サレタガワのブルー」27話ネタバレ感想ご紹介! 

「サレタガワのブルー」26話で、暢の友人の久民とその彼女から『浮気はバレている』と聞かされた藍子。 

それでも浮気をやめる気は全くなく、むしろ藍子の本性をバラすことで暢の幸せを壊すのかと問いかけられ、絶句する久民。 

そして浮気がバレていることを知った藍子は温めていた計画を実行することにしたが、その内容とはー…? 

「サレタガワのブルー」27話のネタバレ感想です 

 

「サレタガワのブルー」27話のあらすじネタバレ♪ 

久民が藍子の前で『暢は一途で浮気は絶対にしない』と言い切ったには理由がありました。 

 

高校三年生の時、幼馴染の“茉拓(まひろ)”という彼女が居ました。 

小学生の頃から暢と友達だった久民から見ても二人は小さい頃から両想いだと伝わっており、二人が付き合うことになった時は自分の事の様に喜びました。 

 

それからの二人はどこに行くにも一緒。 

普通なら妬まれそうな程の仲良しっぷりでしたが、二人共人柄がよかったこともあり校内でも“理想のカップル”と呼ばれていました。 

付き合い始めて半年たつ頃には傍から見ても『二人で一つ』といっても良いほど、『一緒にいるのが当たり前』に思えるほどいいカップルでした。 

 

ただ、ヤりたい盛りの思春期にも関わらず、いつも間際で怯える茉拓を気遣って進展することが出来ずにいたことを当時の暢は悩んでいました。 

その日もいつもと同じように、お互いに触れて、いい雰囲気だったにも関わらず最後まですることが出来ずに失敗で終わってしまった日。 

 

家まで送っていくと申し出る暢に「一人で反省しながら帰りたい」と断った茉拓。 

 

「次回こそ絶対 最後までしようね!」 

 

夕方の朱色の空を背景に、同じように頬を赤く染めて照れくさそうに笑った彼女に「やんわり期待している」と答えていつものように別れた“運命の日” 

 

暢はあの日から10年間、とらわれ続けることになります。 

 

茉拓は“あの日”、暢の家から帰る途中に死んでしまいました。 

歩道に乗り上げてきた居眠りの運転の車にはねられ、彼女の華奢な体は10メートルも飛んでしまった程の大事故でした。 

 

暢は10年前、突然大好きだった人を失ってしまっていたのです。 

 

「サレタガワのブルー」27話ネタバレ感想♪ 

過去の話でもイケメン高スペックな暢は恋愛経験があまりなく、純粋で一途であると何度も描かれてきました。 

その理由の片鱗に触れた今回のお話は、もっともシリアスで悲しいお話になってしまったかもしれませんね。 

この悲しい経験が暢の心に巣食っているとわかったなら、また本編の見え方も変わってくるかも…? 

それでは「サレタガワのブルー」27話のネタバレ感想です♪ 

暢の初めての彼女。しかし… 

暢と茉拓を近くからみていた久民は、お互いが両片思いなのを知って見守っていました。 

なので、晴れて付き合う!となった時自分まで嬉しかったと感じるほど、お互いが幸せそうだったんでしょうね。 

 

付き合い始めてからもいつでも一緒だったので、年頃的にからかわれる対象だになりやすいですが、二人とも人柄もよくそんなこともなかったとのこと。 

この辺は今の穏やかな暢を見ていても伝わってきますよね。 

高校生に付き合い始めて、『ずっと一緒に居続けるだろう』と第三者が見ても伝わるほどお似合いのカップルってなかなかいませんよね。 

それくらい相性もよく、茉拓を大切にしたいから無理に一線を越えなかったというエピソードも暢らしい話です。 

 

しかし、残酷な現実は、突然暢から彼女を奪い去ってしまいました。 

 

傍からみても“ニコイチ”の様に見えていたなら、半身を失ったような苦しみですよね…。 

しかも高校生という多感な時期の体験であり、当時を思い返した久民も『絶望』と言い表しました。 

 

もしかしたら暢が藍子を過剰と言えるほど大切にした背景には、この時の経験も関係しているのかもしれませんね。

 

今の暢があるということは、この出来事を彼が乗り越えられたという事。 

それを間近でみていた久民だからこそ、暢の性格を熟知していたりパートナーを一心に大切にして惚気ることも笑顔で見守れたんだな~、と思ったら素敵な友情ですよね。 

 

知っているからこそ、自分勝手な理由で暢を傷つける藍子へ向けた怒りも本物だと思います。 

そして、藍子と対峙した際の『暢が浮気をするはずがない』と言う言葉の深みが変わってきます。 

初めて藍子の不倫現場を見てしまった際、暢に伝えるか葛藤した重さも変わってきます。 

 

暢に対しても見え方が変わってきます。 

こんなに辛い経験をしているから報われて幸せになってほしい気持ちが増しました。 

きっと藍子にこのことは話していないのかな~って思います。 

もし知っていて自分勝手に振舞っているなら、シンプルに最低ですね!! 

今回のお話はストーリーの点でも、登場人物の持つ価値観や関係性が色濃く見える、非常に重要な回だと思います。

 

「サレタガワのブルー」27話ネタバレまとめ♪ 

「サレタガワのブルー」27話のネタバレ感想でした! 

高スペックイケメンだと散々描かれながらそれでも恋が少なかった暢の悲しい過去が描かれた今回。 

彼はどうやって大好きだった彼女を喪った悲しみを乗り越えていくのか…。 

暢の過去編に当たる「サレタガワのブルー」28話もお楽しみに♪