「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻のあらすじと感想をネタバレ付きでご紹介しちゃいます♪
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」9巻では、オネエ系ヤクザの旦那様「アヤ様」のお兄さんが登場し、アヤ様の母親が倒れたことを報せます。
かたくなに帰ろうとしないアヤ様に、「さら」は事情を話してくれるようせがみますが…？
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻、まずはネタバレあらすじからご覧ください！
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「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻のネタバレあらすじ！
アヤ様のおかげで借金を返済し、両親とも再会できたさらは、引き続きアヤ様の傍にいることを選びます。
そんなある日、四条家を訪れたのは、アヤ様のお兄さんである「嵩峰（たかみね）」さん。
二人の実母が病床に伏したと聞くも、アヤ様はお兄さんを締め出してしまいます。
自分の両親を救ってくれたアヤ様の力になりたいと、さらはアヤ様に辛い過去を聞かされることとなるのでした。
アヤ様と嵩峰さん――双子の兄弟は、かつて貿易会社として名を馳せた「四条家」の嫡子として生まれました。
一卵性双生児であったため、判別するため弟のアヤ様は髪を染めることを義務付けられましたが…
お兄さんの優秀さの前に、それも不要であったことが分かります。
そんなアヤ様に気を遣うお兄さんや使用人の様子に、幼いアヤ様は惨めな思いを抱きます。
ですがたった一人、アヤ様にありのまま接してくれる女性がいました。
それが分家の「真雪（まゆき）」さん、アヤ様の姉のような存在です。
アヤ様は真雪さんに想いを寄せながらも、お兄さんも同様であることを知っていたため、諦めていました。
しかし、数年後…涙に暮れる真雪さんの言葉を聞き、アヤ様は――？！
やっぱり絵付きで見たい！
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「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻の感想（ネタバレあり！）
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻の感想をネタバレ付きでお話しちゃいます♪
ついに語られるアヤ様の過去…！
とうとうアヤ様の過去について、アヤ様本人の口から語られます。
有名な貿易会社の嫡子として生まれながらも、双子の弟であり、更には兄の方が優秀なばかりに、辛い思いをし続けてきたアヤ様。
前回、お兄さんと出会ったさらが、表情こそ違うもののアヤ様に似た印象を抱いたのも、一卵性双生児と思えばなるほど納得です。
「どれほど努力しても 目の前に越えられない壁がある絶望は それを味わった者にしかわかるまい」
というアヤ様の独白には、年月を思わせる深い苦痛と、それゆえの諦観が感じられます。
そんなアヤ様にとって、唯一の癒しとも言えただろう真雪さん。
どことなくさらに似た雰囲気を感じるのは、筆者だけでしょうか…？
ありのままのアヤ様を見てくれていた人だからこそ、アヤ様も心を寄せたのでしょうね。
だからこそ、真雪さんを振ったお兄さんが許せなかったのでしょう。まして、その理由が自分を憐れんだからと思えば、その怒りは想像もできません。
「…頼むから これ以上惨めにさせないでくれ…」
アヤ様の言葉が深く重く、爪痕と共に刻まれます。
そんな過去を経た今だからこそ、甲崎会のパパとママを慕っているのでしょうね。
実の母親や他の家族とも和解できれば良いのでしょうが…簡単ではなさそうです。
久しぶりの甘い時間…♡
アヤ様の過去を聞き、理解しながらも家族との和解を促すさら。
「このまま二度と会えなくなってしまったら きっと後悔すると思います」
自分の両親を、他ならぬアヤ様に救ってもらったからこその言葉なのでしょう。
真剣なさらの眼差しに、アヤ様も読者も引き込まれてしまいます。
「こんなにも思ってくれる子を…どうして疑ってしまったんだろう」
「さっきは少し怖かった」というさらの言葉に落ち込み、本気で謝るばかりか「何なら土下座して」とまで言うアヤ様は、いつもの茶目っ気がありながら真摯な、「さらの好きな」アヤ様ですね♪
「…仕切り直し していい？」
甘えるように優しく口づけ、からかうように動きを止め、さらを翻弄するアヤ様。
「とびっきり優しくする」の言葉通り、た～っぷり愛されちゃいます…( *´艸｀)
強引で性急な行為から一転、執拗なほど甘ったるい行為にきゅんきゅん♡しちゃいます！
「中も外もアヤ様でいっぱいで 幸せすぎてどうにかなっちゃいそう」
とろとろのさらの表情とナカに、アヤ様も我慢するのに一苦労なほど。
「きもちいい」「イキたい」「ずっとこうしてたい」「幸せ」「動いてほしい」
ふわふわと断片的に浮かぶさらの感情は、まるで全身から幸せオーラを放っているかのよう。
シリアスな過去の話を経てからの、いつも以上に濃厚なえっちシーンが今回最大の見どころです！＞＜
二人の甘い甘い光景、ぜひ皆さんの目で確かめてくださいね♪
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻のネタバレまとめ
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」10巻、いかがでしたか？
アヤ様の口から語られた辛い過去。それを聞き、受け止めたことで、さらとアヤ様の距離はまた一つ近づきました。
病床に伏したという母親に、過去の軋轢に、アヤ様は向かい合うことができるのでしょうか…？
「オネエ系ヤクザに毎晩溺愛されてます」11巻も引き続きお楽しみください♪
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