「サレタガワのブルー」54話ネタバレ感想ご紹介!
「サレタガワのブルー」53話で、父に浮気相手が妻帯者とバレ、暢のマンションに帰るように通告された藍子。
あっさり頷いた彼女の頭の中は『二人で住んでいたマンションだから、共有財産であり、自分にも権利がある』と考えていたのです。
一方の和正には、もう一人の浮気相手“ともみ”から衝撃的な事実を突きつけられていたのです…!
「サレタガワのブルー」54話ネタバレ感想です!
「サレタガワのブルー」54話のあらすじネタバレ♪
ともみからの電話で告げられたのは妊娠の発覚でした。
驚きのあまり意識を手放しそうになりながらも、とにかくともみの家に向かった和正。
彼女は悪阻に苦しんでいました。
「無理なの…わかってるし 和正さんとは別れたく…はないんだけど堕ろすなんて…決断私にはできないよ…!」
「俺お前とはゆくゆくは一緒になりたくて また次の機会で産めばいいんだって」
それでもともみは頑として産むことを譲りません。
和正はこのままでは別れることになる、それでも産むのかと問い詰めました。
その言葉を聞いたともみは唐突に悟りました。
(愛しているけど この人とは一緒にいてはいけないと…心のどこかで気付いてた…)
それでもともみは和正を愛しており、『一人で産んで育てる覚悟はある』と告げたのでした。
その夜は帰ることした和正は帰り道、途方に暮れていました。
(シンプルに逃げ出したい‼)
ともみは立場を理解した上で2年間も穏やかに愛してくれた“無害な女”。
最悪『放置』でも大丈夫だろうと踏みました。
問題は藍子です。
心の中で天使と悪魔が葛藤します。
『二人に誠心誠意謝り、責任をとる。
さらに梢のことは諦める。』
いやいや
『二人とも言いくるめて、梢には内緒にすればいい』
結局のところ、後者が勝った和正だったのでした。
しかし、家を飛び出した時の梢を思い返せば100%やり直せるとも限りません。
(その時は俺も「人生やり直す」という選択肢もアリだろうか…?…どっちと?)
一方、暢も帰宅の途についていました。
時間が彼の心の傷を癒しつつあり、『これからは静かに暮らしていこう』と考えていた矢先の出来事。
帰宅した我が家の玄関に、女性もののパンプスが置かれていたのです…!
「サレタガワのブルー」54話ネタバレ感想♪
こちらもまさしく『自分が蒔いた種』な和正とともみ…。
しかしこちらの妊娠は本物です。
梢とやり直したい一心の和正にとって、不倫相手二人の妊娠(と思っている)状態は、まさしく八方塞がりです!
そりゃ心の中の天使と悪魔の葛藤も見せます…w
それでは「サレタガワのブルー」54話ネタバレ感想です!
ともみまで妊娠が発覚して…
“自分からは連絡しない”というルール違反まで冒して和正に電話をしてきたともみ…。
彼女から告げられたのは『妊娠してしまった事実』でした。
彼女は、頭では『和正と一緒にいるべきではない』と理解しながらも、正真正銘和正を愛していました。
その為、堕ろすことはしたくないと話し、一人でも育てると言い放ったのです!
和正は葛藤したものの、結局は梢とやり直すことを最優先と考えているためその申し出はありがたかったのでしょう。
『最悪放置でも大丈夫だろう』という胸中が明かされています。
大丈夫なワケあるかーい!!
藍子も和正も、結局は“自分のこと・都合”が最優先です。
だからパートナーを想わず、軽率に浮気するんだろうなー…という考えに結び付きますね。
実際の社会問題で、父親に養育費を払ってもらえない話や妊娠が発覚すると逃げる男性のエピソードを見かけますが、「こういう心理なのか~…」と感心してしまいました。(笑)
和正と朋美とでは比較にならない程、ともみの方が精神力的に上なのでしょう…。
彼女も浮気と分かって関係を続けていましたから、自業自得ではあります。
しかし、一人の母としては気の毒でなりませんし、このまま本当に“放置”されてしまったら、被害者となってしまいますね。
一方のアイコパスは…
久民の家から帰宅した暢は、時間の経過もあって以前よりは落ち着いたメンタルを取り戻していました。
「これからは平穏に、静かに生きたい」そう考えていた矢先でした。
帰宅した自宅の玄関に有った女性もののパンプス…。
鍵を開けられ、どうどうと靴を置いてリビングでくつろげる人なんて、暢の頭には一人しかいません…!
ちなみにこの電撃帰宅のエピソード、作者さんの知人男性の実話らしいのです。(笑)
全く同じようなシチュエーションだったそうで、「フィクションだから」と流せる話ではなさそう…?
よ、世の中色々な人がいますね…。(震)
「サレタガワのブルー」54話ネタバレまとめ♪♪
「サレタガワのブルー」54話のネタバレをご紹介しました!
浮気相手の妊娠が発覚しながらも梢とやり直したい和正は、『どううまく立ち回れば梢にバレないか』ばかりを思案します。
しかし、それも失敗した場合、『人生のやり直し』も考えていて…?
一方、電撃帰宅した藍子と暢がいよいよ顔を合わせる展開も目が離せそうにありません…!
次回「サレタガワのブルー」55話もご期待ください!