この記事では「ギルティ」30話のあらすじと感想をネタバレ付きでご紹介♪
「ギルティ」29話では、ついに秋山と瑠衣の兄妹が対峙します。
裸になり秋山を押し倒した瑠衣は、10年前、ホテルに入った秋山と爽を目撃していたことを明かします。
時をほぼ同じくして、秋山の妻に秋山と爽のツーショットを送り付け、浮気を仄めかしますが…？！
次の展開が予想できない「ギルティ」30話、まずはネタバレあらすじからご覧ください！
「ギルティ」30話のネタバレあらすじ！
それでは「ギルティ」30話のネタバレあらすじからご紹介します♪
爽の元彼・秋山の義妹である瑠衣は、爽に対し並々ならぬ恨みを抱いており、爽の夫である一真と不倫関係となります。
更には一真の義弟である睦月と共謀し、爽は職場を異動させられ、離婚することに。
その後、息子・蛍太に「本当の母親は爽だ」と吹き込んだ瑠衣を探すべく、秋山の妻は息子を連れて家を出てしまいます。
一方の秋山は瑠衣と再会し、妻子にまで近付いたことを知って激昂しますが…
瑠衣は10年前に爽とホテルに入るのを見ていたことを告げ、問い詰めるのでした。
秋山は「おまえは妹でしかない」「これは俺とあいつの問題だ」と、爽と何をしていたのかは明かさないと答えます。さらに…
「それでもおまえがこれ以上誰かを傷つけようとするなら おまえとは縁を切るよ」
と静かに言い放ち、部屋を後にするのでした。
10年前、二人が再会したのはほんの偶然の出来事。
そのまま居酒屋に入った二人は、お互いの近況を話します。
そこで秋山の父が亡くなったことを知った爽は、思わず泣きだしてしまい…
爽を宥めながら、あの公園へと移動する秋山。
両親について話した爽は、別れ話をしたのは親が原因であったことを告白します。
それを聞いた秋山の反応とは…？
「ギルティ」30話の感想（ネタバレあり）！
続いては「ギルティ」30話の感想をネタバレ付きでご紹介しちゃいます！
10年前のこと
瑠衣にさえ明かさなかった、10年前のあの日の出来事。
今回の話で語られたのは、秋山と爽の間にあった「蛍になるための決意」だったのではないでしょうか。
爽は一真や仕事を、秋山は瑠衣や父親の店を。
それぞれが大事なものを守るために、自分の想いを夢に閉じ込めた一夜。
「…会いたくなかった」
「……俺もだよ」
このやり取りが言葉のままの意味ではないことは、次のページで分かります。
公園でキスを交わし、ホテルに入り、一真に嘘のメールを送り…
ベッドの上でキスを交わしながら、爽の中に巡る想いに圧倒されます。
「気持ちいい」「どうしよう」「やめて」「結婚するって言ってない」「やめないで」
「このまま」「最後まで」
「なんで「いま」なの」
まるでその想いに応えるように、手を止める秋山。
そのまま二人で抱き合って眠った夜。
確かに爽は、一真以外の人に抱かれてはいなかったのですね。
そして、その事実を含めて他者に伝えようとはしなかった秋山。
二人の間にしかない、切なくも強い絆が感じられる名シーンです。
爽を想う秋山
10年前の出来事に限らず、秋山が爽を想うシーンはやはり印象的ですね。
本編で爽と再会した秋山が、爽の仕事への熱意について言及していたのは、10年前のこのやり取りがあったからなのでしょう。
他にも、秋山の言葉から爽へ向ける深い愛情が感じられるシーンが盛り沢山。
別れ話をされた時、受け入れることしかできない自分の無力さを自覚し、それで守れるならと離れたこと。
爽が本心じゃないことを言うとき、目を反らすことを知っていたこと。
爽に聞こえないところで、爽が欲していた名前を呼んだこと。
それらはすべて、爽を想うが故だったのでしょうね。
「おまえの「嫌い」より「好き」を信じてただけだよ」
それは簡単なようで、とても難しいことなのではないでしょうか。
自分たちを別れさせた母親に対し、「あの人にはもう私しかいないから」と笑う顔を見た時の、言葉に詰まったような表情や…
シャワーを浴びていないとたじろぐ爽に対し、「いい……そんなんどうでも」と告げる切羽詰まった表情もたまりません＞＜
「ギルティ」30話のネタバレまとめ
「ギルティ」30話のあらすじと感想をネタバレ付きでご紹介しました！
読者にだけ明かされた、10年前の秋山と爽の再会と秘められた想い。
しかし、果たしてそれで瑠衣は納得したのでしょうか…？
そして、秋山と爽の浮気を仄めかされた秋山の妻は、どうするのでしょうか？
気になる「ギルティ」31話もぜひお楽しみくださいね♪
