「にぶんのいち夫婦」9話ネタバレ感想ご紹介!
「にぶんのいち夫婦」8話で、電話で友人の優香が「死にたい」とメッセージを最後に連絡が途絶えていることを聞かされます。
心配した文は和真の運転で優香の自宅に向かうが、そこで見たものは…?
「にぶんのいち夫婦」9話ネタバレ感想です♪
「にぶんのいち夫婦」9話のあらすじネタバレ♪
優香の自宅リビングに広がっていた光景は、割られ散らばった床一面の食器類。
そして部屋の隅で泣きながら震えている優香でした。
「役立たずの足手まといかな… 無価値な社会のゴミかな」
優香の心を抉り続けた犯人は旦那の佳樹。
つわりで苦しむ優香に『妊娠は病気ではない』『専業主婦で時間もあるのに炊事ができない』だから彼がイライラする…その原因は自分にあると責め続けた結果、死を意識する程追い込まれていたのでした。
言葉の刃で心をズタズタにされた優香を、駆け付けた友人の菜摘が救い上げるように叱咤します。
「あんたは佳樹さんから逃げたい?それとも勝ちたい?」
結婚し、子どもを授かっている以上簡単に逃げることはできません。
「じゃあ勝とう」
手を差し出した菜摘は不敵に微笑み、「この家から飛び出して“捨てられるかも”という恐怖心を植え付ける」と言いました。
隣で聞いていた文は気づきました。
“傷つきたくない・事を荒立てたくない”じゃ、前に進めないのだと。
優香を菜摘の家に送り届けた後、和真と文はドライブに行きました。
会話は自ずと傷つける側がどう感じているのか、という話題に。
『加害者側になる方は自分の何が悪いのかがわかっていないことが多い』
どの夫婦も幸せになりたくて結婚するのに、そのパートナーに一番悩まされる…皮肉な話が実際に起こってしまうのが現実です。
和真は文に「一生一緒に居たい」と思っていること。
そして
「いらなくなったりしない そんな簡単な存在じゃない」と告げました。
心の置き所が迷子になってしまっている文は言葉通り素直に受け取ることができません。
「信頼できなくなったら 一生一緒にいられる自信はないわ」
それを聞いた和真はー…。
「にぶんのいち夫婦」9話ネタバレ感想♪
優香の危機をきっかけに文の中でも変化が見受けられる9話。
前回は「どうすればいいかわからない」「傷つきたくない」と言ったような言動が多かったのですが、ここにきて本当に覚悟を決めた…、ように見えます。
それでは「にぶんのいち夫婦」9話、ネタバレ感想をまとめていきます♪
言葉の暴力・モラハラ…
外傷には薬が有っても、心に刻まれた傷につける薬は有りません。
暴力、言葉を問わずに人を傷つけるのは簡単なんですが、“意図的なのか・善意のつもりの無自覚なのか”で全く対処方法は変わってきます。
作中にもあったように、後者の場合はまず『自分の言動が相手を傷つけている』と気づかせなくてはなりません。
これは8話で樋口が言っていた『反省させる方法』に繋がる節もありますよね。
無自覚程悪質なものはないんです。
だって自分は良かれと思ってやっているので、反撃されると一転“被害者は自分”になりかねないので。
最初から悪いと思ってやっていませんからね~。
優香の旦那・佳樹はプライドが高く、子どもっぽい。
自分の正当化が上手な人なのでしょう。
この辺の解説(?)は、最高にカッコよくてクールな菜摘さんが話してくれているので、私の出番はないです。(笑)
こんな叱ってくれる頼もしいお友達ほしいー…。
文の覚悟…
優香と菜摘のやり取りをみて、明確に文の中で覚悟が決まったように見られました~。
今までは「どうしたら」とか「でも…」と問題を先送りにしがちでした。
それが普通だと思いますけどね!
傷つく可能性のある場所に、誰も好き好んで突進しないです。(笑)
今回の9話は、
傷つく覚悟をするためのストーリー展開なんだなーって思いました。
強い覚悟ではないといいながらも、和真との会話の端々に変化が出ていますよね。
別れを示唆しているセリフまで飛び出しました。
文が言う通り、愛情が長い年月をかけて良い意味での“情”になるなら結婚生活も素敵だと思いますが、そうでないのならただの同居人であり、他人。
その土台となる“信頼関係”が崩れてしまうのは、夫婦云々より人としての繋がりの話まで後退してしまいます。
和真は和真で文を大切に想っているのは嘘ではないように見受けられますが…
文の中で確かに変化が起こっているようなので、展開が動き出しそうですね!
「にぶんのいち夫婦」9話のネタバレまとめ♪
友人夫婦の問題に触れながら進んだ、「にぶんのいち夫婦」8話のネタバレ感想でした!
まだハッキリとした強い覚悟ではありませんが、文の中で確かな変化が生まれました。
すでに言動にも表れていますので、問題に立ち向かうスタンスにも変化が生まれてきそう…!?
「にぶんのいち夫婦」10話、期待してみていきましょう♪