この記事では「にぶんのいち夫婦」16話のネタバレを公開しちゃいます♪
「にぶんのいち夫婦」15話では、文を妬ましく思ったさやかによる悪質なウソと脅迫行為の数々が暴かれました。
しかしそれにも屈せず矛盾点を突き詰める文、文に嫌われたくないがゆえに嘘を重ねた和真の想いなどが交錯した回でしたね!
毎回目が離せない「にぶんのいち夫婦」16話のネタバレと感想をどうぞ!
「にぶんのいち夫婦」16話のあらすじをずばりネタバレ!
「和真さんとキスしたし、証拠写真だってあるわ」
自分の不甲斐なさのあまり、さやか達の脅迫行為を見過ごそうとする和真に対し、「人を騙すクズは痛い目にあわせないとまた同じことを繰り返しますよ」と諭す樋口。
それに対し、男女のもめ事程度で警察は動かないと反論し、逆に証拠があるから性的暴行で訴えでることだってできると強気なさやか。
「ごめんね文 旦那さまの唇 奪って」
高校時代の王様ゲームで文の彼氏と知りながらキスしたさやかが思い起こされる…
当時の勝ち誇った表情のさやかが脳裏に浮かび、もうダメ…その時
「パンッ」
普段は冷静な香住がさやかの頬をたたきます。
香住の時計や彼氏の健を奪ったことも、許すことが優しさだと我慢してきた香住。
友達からハブられていた中学時代に、同じくハブられていたさやかと一緒の時間を過ごしてきたことで、いつのまにかさやかが大切な存在となっていたのです。
大切な存在だからこそ、過ちは償ってほしいと願い涙を流す香住。
「償う?だから民事不介入…」
と、この期に及んで反論しようとするさやかに、香住はさやかが騙して脅迫しようとした人たちの写真をばらまき、盗んだものも保管していると告げます。
さらに一連の会話も録音もされており、いよいよ追い詰められたさやかと健。
自責感から彼女たちを断罪できず悩む和真に、
「あなたがこいつらを断罪できないのは優しさじゃない 自分が責任を取りたくないっていう逃げですよ」
答えを促す樋口に対し、和真の下した決断とは…?
「にぶんのいち夫婦」16話の感想♪
今回もなかなかの修羅場でしたね~…!
登場人物一人一人がどんな思いで過ごしてきたのか色々と考えさせられてしまいました…
展開が激しく、まとめるのが大変ですが「にぶんのいち夫婦」16話の感想を述べさせていただきます!
許すことだけが優しさじゃない?
彼氏や時計を盗られた香住も、文を失いたくないがあまりに脅迫に従い続けた和真も、自分だけが傷つけば、我慢すれば何とかその場は収まると思っていました。
一見寛容な人のように見えますが、決断から逃げているようにも感じられます。
しかし実際にさやかのような巧妙かつ悪質な手口で追い詰められてしまったら、心身ともに消耗し、状況を覆そう!という余力も残らなくなってしまうと思います。
むしろ「立ち向かえば逆に反撃されて状況が不利になってしまうかもしれない」とリスクを考えて行動を起こせなくなってしまいますよね。
でも、さやかの陰謀に巻き込まれてしまった文や健のように、過ちを見過ごすだけでは自分はもちろん周囲の大切な人たちまで傷つけることになってしまいました。
自分の過ちをわかってもらい、常習化させないために、時には相手にも自分にも厳しく、そして誠実であることが大切な人を守ることにつながるのかもしれませんね。
どうしてそんなに人のモノが欲しいの?
16話後半のさやかを見ていると、ムカつく反面、少しだけ共感してしまいました(笑)
他の人が当たり前に手に入れているものが羨ましくてたまらないがゆえに、自分もそれを手に入れれば幸せになれるのではないかという錯覚。
結婚・出産・仕事etc…学生時代はただの女友達でも、ライフステージが変わっていくにつれそれぞれ手に入れていくもの。
当たり前のように見えて、水面下ではみなさん手に入れるための苦労があります。
それを経ず、奪うことで幸せになりたい、誰かの1番になりたいと願う気持ち。
とてつもなく歪んでいますが、そのような価値観に至ってしまった彼女なりの苦労があったのでしょうか…。
していることは最低ですが!!(笑)
「にぶんのいち夫婦」ネタバレまとめ♪
「にぶんのいち夫婦」16話のネタバレをご紹介しました!
結果としてさやかと健は罪を償うことになり、和真も浮気冤罪でしたが、素直に喜べない文の気持ち、樋口の意味深な視線…。
和真は悪くないと頭ではわかっているのに心が追いつかない文。
最後の衝撃の一言から次回はどういう展開になるのでしょう…!
「にぶんのいち夫婦」17話も展開が気になりますね~♪