「金魚妻」1話のネタバレと感想をご紹介します。
不倫をしている夫から冷たい態度を取られている主人公”さくら”。彼女は心に傷を置いながらも健気に「金魚を飼いっていい?」と申し訳なさそうに遠慮しながら旦那に聞くところから物語は始まります。
金魚屋の店長”豊田”との出会い。
心に傷を負ったさくらと、ふとしたことで鱗に傷を負ってしまった金魚。
金魚はトリートメントすることで金魚の鱗も再生して元気になることを知ったさくらに対して、穏やかに優しく彼女に接してくる豊田は、彼女に優しさという環境を与えることで心の元気を取り戻していく。。。。
「金魚妻」1話のネタバレをどうぞ!
「金魚妻」1話のネタバレあらすじ
夫婦で二人暮らしの妻”平賀さくら”は、ある日金魚を飼いたいと思い
「金魚。飼って いい・・・?」
と申し訳なさそうに遠慮しながら夫に聞くと
「好きにすれば」と話半分興味なさそうに言い放って仕事に出ました。
さくらは自分が飼いたい金魚を選ぶために金魚専門店にしばらく一人で通っていました。
いつものように様々な色や形をした金魚を無邪気に眺めていると、
「ここのところずっと通ってくれてるよね」
さくらよりは一回りは年上だろうと思われる店長の”豊田”から声をかけられる。
どの金魚にしようかとなかなか決めかねているさくらに、豊田は優しく接して金魚を飼うアドバイスを話してくれるのでした。
豊田が電話をしているところに常連さんがやってきて、いつの間にかさくらがお店のスタッフのように働くことに
念願の金魚を決めて水槽を持ち帰り準備をしていると、夫が帰ってくるなり
「おい!なんだこれは!?」
と自分がイメージしていたより大きい水槽を見てさくらを怒鳴り散らしたのです。
「ここは俺の家だ。俺が働いてローンを払っているんだ」
「返してこい」
「じゃなきゃおまえがでてけ。いますぐ!」
金魚を買っていいと言っていたにも関わらず、夫の心無い冷たい言葉を浴びせられるさくら。
結局、さくらは水槽を抱えて夜にもかかわらずお店に足を運ぶことに。
夫から返してこいと言われた経緯を店長に話すと、店長はさくらと夫とのやりとりを察して水槽の返品を引き受けることを申し出るのだが、さすがにそれは悪いとさくらが遠慮していると、店長はとある提案をさくらにするのでした。
その提案とは「金魚屋さんの一角に水槽を置いてそこで育ててみたら?」というものだった。
金魚屋の屋上に上がり夜の明かりに照らされる金魚池を見ながら話していると、優しい言葉をかけてくれる豊田に対してふと、夫が自分に対して冷たい態度をとること。そして夫は自分よりずっと綺麗な子と浮気をしていることを知っているのを告白するのです。
夫の態度と浮気によって心に傷を受けていたさくらは、豊田の優しさに心だけでなく身を任せることに。。。
「もうちょっと。ここにいていいですか?」
その言葉をきっかけに二人はその夜激しく絡み合うことに。。。。
豊田と身体の関係を持って以降、さくらは心の不安から開放されて以前より明るい表情で金魚を見つめるのでした。
「さくらさんもいいよ。元気になるまでここにいれば(一週間でも一ヶ月でも。。。)」
豊田はさくらを気遣う言葉をかけつつ
「旦那さん。今頃すっごい後悔しているよ」
と、まるで過去に自分も同じような事をしてきたかのような、意味の深い、そして寂しい表情を見せるのでした。
一方。自宅で浮気相手の愛人を連れ込んでいた夫だったが、妻のさくらに電話をかけても出ないことを少し気がかりしはじめる。そんな中、愛人が自宅にあったさくらが依頼していた探偵からの浮気調査報告書を見つけると、
「本当にやるんだ・・・探偵雇うとか」
「私こういうの無理。てか、そこまで本気じゃないでしょ。お互い」
と別れの言葉を言い放って、その家を後にするのでした。
妻であるさくらも家を出ていき、愛人からも別れを突きつけられ途方に暮れる夫。
夫は、金魚を買うために妻のさくらが通っていたという情報を頼りに、お店に来てさくらの行方を尋ねるも、豊田によってはぐらかされてしまい妻のさくらの行方を見失う。
豊田と一緒に生活を始めたさくらは、水槽の中を泳ぐ元気になった金魚を見て自分と重ねたのか、とても良い笑顔で笑うようになっていたのでした。
「金魚妻」1話ネタバレの感想とまとめ
結婚してしばらくするまではきっとお互い好きで愛し合っていた夫婦だったと思うのですが、夫の浮気によって冷たい態度をとられるさくらがとても辛そうでした。
人間って信頼されていた人から裏切られたり冷たくされると、本当にどうしようもなくなるものです。
そんな状況で温かい言葉や態度で接してくれると「あぁ、いいなぁ、、」って心がなびいてくるものですよね(´・ω・`)
過去の過ちのことからか、色んな意味で優しさと穏やかさと寂しさを持った豊田の雰囲気がよく出ていたと思います。
あと、黒澤R氏の描く男女の性の描写はとてもセクシーなので、とてもドキドキします。